中国

元来スタッフの多くが東洋の古典絵画や仏画に興味があり、機会があれば訪問してみたいと憧れていた敦煌。2009年に京都市内のギャラリーで開催されていた中国人留学生による絵画のグループ展に立ち寄ったスタッフの1人が、そこに偶然出張中に立ち寄ったという敦煌研究院の所長と副所長に出会ったことをきっかけに訪中を計画し、2010年にこちらからアポイントを取った。

 

突然の未知の会社からの連絡にも関わらず、互いに文化遺産の保全に関わる仕事をしていることに興味を持っていただき、訪問時には研究院をはじめ、莫高屈も他の観光客と分けて時間の限り見学させていただく等、非常に友好的に接していただいた。

翌年には、現地で開催された中日の岩彩画に関わる国際学術研究会に招聘され、京都市立芸術大学および東京藝術大学の方々と共に、業務内容を発表させていただく機会を得た。

更にその翌年には、莫高窟に残る木造の建築部材調査について話を進めていたが、折り悪く両国の政治的関係の問題から見送りとなり、代わりに同研究院が管轄するキジル石窟を表敬訪問させていただくことになり、ここでも非常に有意義な見学の機会をいただいた。

敦煌研究院 美術研究所

中国ギャラリー

北京

西安(陝西省

敦煌(甘粛省)

ウルムチ(新疆ウイグル自治区)

キジル(新疆ウイグル自治区)

トルファン(新疆ウイグル自治区)